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今回は、「情報リテラシーという言葉をよく耳にするようになったのですがなんのことですか?」という質問に答えたいと思います。
情報リテラシーとは情報機器を操作して情報を収集・活用できる能力
情報リテラシーとは、パソコンやスマートフォンなどの情報機器を操作することによって情報を収集・活用できる能力のことをいいます。
書籍「情報を使う力」によると、情報リテラシーは以下のように説明されています。
「情報リテラシーとは、ある特定の要求を満たすために情報に効率的にアクセスし、評価する能力である。それは統合された一組の技能(探索戦略と評価)とツールおよび情報源に対する知識を含むものである。」
パトリシア・セン・ブレイビク:情報を使う力 大学と図書館の改革.勁草書房,1995.
まさに、情報が溢れる現在の世の中においては情報リテラシーが大切です。
実際、大学のカリキュラムの中に情報リテラシーの科目が組み込まれています。
正しい情報を収集・活用するためには
今から20年前にはインターネットがこんなにも身近になるとは夢にも思っていませんでした。
今では、パソコンやスマートフォンを多くの方が手にし、自由に情報を収集できるようになり、大変便利になりました。
しかし、正しい情報だけでなく、正しくない情報もたくさん溢れていて、正しい情報を収集できないことも起こってきています
では、どのようにして正しい情報を収集すればよいでしょうか?
そんな時に役に立つのが厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』に掲載されている「情報の見極め方」です。
情報を見極めるための10か条とは
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』のホームページには「情報を見極めるための10か条」が記載されています。
- 「その根拠は?」とたずねよう
- 情報のかたよりをチェックしよう
- 数字のトリックに注意しよう
- 出来事の「分母」を意識しよう
- いくつかの原因を考えよう
- 因果関係を見定めよう
- 比較されていることを確かめよう
- ネットの情報の「うのみ」はやめよう
- 情報の出どころを確認しよう
- 物事の両面を見比べよう
我々、療法士もパソコンやスマートフォン等を活用して情報を得ることがあるかと思います。
そんなときにこの10か条を思い出してみましょう。
その情報の対象は適切なのか?何と比較しているのか?など
この10か条を意識するだけでも情報の見極めに役立つのではないかと思います。
情報が簡単に手に入るようになり、便利になりました。
しかし、安易にインターネットの情報を「うのみ」にしないようにしましょう。
これからは、適切な情報を収集し、活用していくことがさらに大切になると考えます。
今回は、「情報リテラシーという言葉をよく耳にするようになったのですがなんのことですか?」という質問に対して、パソコンやスマートフォンなどの情報機器を操作することによって情報を収集・活用できる能力のことをいいます。と回答させていただきます。