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今回は、「研究のための文献を検索しているのですが思うように進みません。何か無料で使える便利なツールはないものでしょうか?」という質問に答えたいと思います。
はじめに
研究を行うためには文献検索が欠かせません。
世界には多くの研究者によって、多くの研究が報告されています。
そのため、すべての文献にひとつひとつ目を通すことはできません。
限られた時間の中で効率よく文献を検索していくためには便利なツールを使用することが求められます。
今回は、文献検索をPubMedで行うことを想定して、無料で使用できる便利なツールを5つ紹介したいと思います。
PubMedでImpact Factorを表示するならPubMed Impact Factor
論文の指標として、Impact Factorがあります。
Impact Factorとは、自然科学・社会科学分野の学術雑誌を対象として、その雑誌の影響度、引用された頻度を測る指標である。
ウィキペディア
PubMedに掲載されている論文のImpact Factorを調べるには、論文が掲載されている雑誌のホームページを確認するか、Impact Factorをまとめたホームページを閲覧する必要があります。
しかし、これは手間がかかります。
そこで、便利なツールがGoogle Chromeの拡張子であるPubMed Impact Factorです。
この拡張子を使用すれば簡単にImpact Factorを確認することができます。
具体的な使い方についてはこちらの記事をご確認ください。
関連論文を効率よく検索するならConnected Papers
興味深い論文を見つけた際に、関連する論文を探すことがあります。
その際の方法として、「同じキーワードで検索」または「参考文献を辿って検索」が一般的かと思います。
しかし、もっと効率的かつ視覚的に関連論文を検索する方法があります。
その際に活用できるツールが、Connected Papersです。
具体的な使い方についてはこちらの記事をご確認ください。
最新論文をメールで通知するならMy NCBI
最新論文を定期的にメールで通知してくれたら良いのになぁと思ったことはないでしょうか。
実は、PubMedの機能を使用すれば可能です。
それが、My NCBIです。
My NCBIとは、定期的かつ自動的に検索結果をメールで通知してくれるサービスであり、利用登録さえすれば、無料で使用することができます。
具体的な使い方についてはこちらの記事をご確認ください。
英語論文を翻訳するならDeepL(ディープル)翻訳
文献は検索できたけど、英語を読むのが苦手という場合があるかと思います。
そんな時には、翻訳サイトを活用するのが良いです。
一昔前は、医学論文を翻訳するには医学英語に対応した翻訳ソフトを購入する必要がありましたが、今では無料で精度の高い翻訳が可能になりました。
そこで、オススメする便利なツールが、DeepL翻訳です。
DeepL翻訳は、最先端のニューラルネットワーク技術を駆使して開発された、超高性能な機械翻訳システムです。
具体的な使い方についてはこちらの記事をご確認ください。
文献を管理するならZotero(ゾテロ)
最後に文献管理ソフトについても紹介しておきたいと思います。
多くの文献を検索して保存していくとどこに何があったかわからなくなることがあります。
そのような時に便利なのが文献管理ソフトです。
文献管理ソフトは、世の中にいろいろなものがあり、有名なところではEndNoteやMendeleyなどがあります。
しかし、これらの多くは有料であったり、日本語に対応していなかったりと使いづらい部分があります。
そこで、オススメする便利ツールがZoteroです。
Zotero(ゾテロ)とは学術論文の管理を目的としたオープンソースのソフトウェアであり、ジョージ・メイソン大学が開発しました。
対応OSは、Windows・Mac・Linuxであり、日本語に対応し、検索エンジンは、Chrome・Safari・Firefox・Edgeに対応しています。
なんと、これほど便利なツールが基本的に無料で使用することができます。
具体的な使い方についてはこちらの記事をご確認ください。
今回は、「研究のための文献を検索しているのですが思うように進みません。何か無料で使える便利なツールはないものでしょうか?」という質問に対して5つの便利ツールを紹介させていただきました。ひとつでも参考になれば幸いです。